先日、2014年度のTOEIC受験者数(日本国内)が発表されました。
2014年度は262.9万人で、過去最高だった2013年度の258.5万人の実績を更新したそうです!
TOEIC|プレスリリース|2015年度|2014年度 TOEICテスト受験者数は過去最高を更新
TOEICの全世界での受験者数は約700万人(2013 年度)とのことですので、約37%くらいが日本国内で受験されています。かなりの割合を日本人が占めていると思われますね。
なぜ、日本でこんなにTOEICが受験されているのか?
それは日本の企業で、人事考課にTOEICを採用する企業が増えている、というのが大きな要因の1つのようです。TOEICの調査によると、TOEICスコアを「昇進・昇格の要件にしている」企業は16.6%、「将来要件にしたい」企業が31.8%、あわせて5割近い企業が将来的に「昇進・昇格の要件にしたい」という考えのようです。
http://www.toeic.or.jp/corpo/intro01/elevation.html
ちょっと前の記事になりますが「PRESIDENT」2011年4月18日号で上場企業に対して行われたアンケート調査でも、13.7%の企業が「昇進・昇格の条件にしている」と回答しています。4年前の数字ですので、今はもっと増えているかもしれません。
http://president.jp/articles/-/7842
「一部の企業の話でしょ。自分には関係ない」と思う人もいるかもしれませんが、その企業で働いている人にとっては、ものすごいプレッシャーなのだと思うのです。
どんなに仕事ができても、どんなに仕事で実績を残しても、「TOEICの点数が足りない」というだけで、出世の道から外れ、お給料が上がらない、、、
もし自分が働く企業がそんなことになったら。。。やはり必死に勉強して、TOEICを受験するに違いありません。
いまオフィスで仕事をする人にとって、「パソコン」が扱えないと仕事にならないケースがほとんどだと思います。でも今の子供たちが大人になる頃には、「英会話」ができないと話にならない。そんな時代になるのではないでしょうか。
<参考>TOEICテストホームページ
http://www.toeic.or.jp/toeic/about/what.html
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