先週、公益財団法人 日本英語検定協会より2015年度の英検(実用英語技能検定)志願者数についての発表がありました!
それによると、
小学生の英検志願者数が大幅に増加しているんだそうです!!
http://www.eiken.or.jp/eiken/info/2016/pdf/20160913_pressrelease_child201601.pdf
一体どれくらい増えているのか?
ちょっと気になったので、過去に発表された数字も含めて、ここ数年の推移をグラフにしてみました!
※(出典)公益財団法人 日本英語検定協会ホームページより
これを見ると、たしかに2010年度からぐんぐん増えていることがわかります!
小学校5、6年生で外国語活動が必修化されたのは2011年度から。
実際にはその少し前から、英語活動を実践している学校が多かったようで、小学生の英語学習が着実に浸透しているようですね
また、今回の発表では学年別の志願者数を2011年度と2015年度で比較した表も掲載されていました。
※(出典)公益財団法人 日本英語検定協会ホームページより
これを見ると、小学校1年生の志願者数が55%も増加。
特に学年が下がるほど、増加率が高いのが興味深いですね。
最近、英語教育に関する注目ニュースが増えています。
2020年度から全ての小学校で英語が正式教科になることは報道されている通りですが、
さらに、2020年度から始まる大学入試の新テストでは「読む・書く・聞く・話す」の4技能を評価する為に英検やTOEICなどの外部の民間試験を活用することが検討されています(2016年8月20日付読売新聞)。
これが現実となれば、
大学入試を勝ち抜く為には受験生になって英語の勉強をしているようでは遅く、あらかじめ英検やTOEICなどを受検して評価を受けておくことが必要になる時代がくるかもしれません。
今後も、小学生の英検やTOEICなどの受験者がますます増えていきそうです。
おしまい。
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